研究者向け
本格POD出版サービス
POD-ACADEMICの
ご案内
当サービスのねらい
金風舎
では、研究者向け本格POD出版サービスを行っております。
近年の出版不況と、それに加えた制作費高騰の影響を受け、各出版社では厳しい企画判断が迫られており、
専門家が対象読者となる研究書や論集を出すことが難しい場面が増えています。
研究書や専門書とは、研究者のみなさまの研究活動の粋であり、
さらなる多様な知的活動が芽吹くための幹の部分であると私どもは考えます。
幹が育たないことは、知的活動の停滞を意味し、ゆくゆくは将来への大きな損失となってゆくでしょう。
この損失を少しでも減らすべく、
私どもは、研究者のみなさまの出版事情に合わせたPOD出版サービスを行うことといたしました。
「出版したい内容がすでに明確にある」
「一般に売れる本ではないが、一般の人の手にも
入りうることが望ましいと考えている」
「助成金が出るが、少額である」
研究者の実績(単著)や教科書として
(助成金あり含む)
研究プロジェクトの成果物として
学会・研究会の論集・記念紙として
記念論集
(退官・古稀など)
として
想定ケース
01
研究者の実績(単著)として
Case1
3年前に博士論文を提出した。このテーマを発展させた研究課題をその後も続けている。博士論文は公開しているが、その後の研究成果も盛り込んで書籍のかたちで刊行したいと考えている。学内助成の申請をしているが、通ったとしても少額で、出版社からは助成金だけでの出版は正直厳しいと言われている。
02
研究プロジェクトの成果物として
Case2
5年間の研究プロジェクトの最終年度である。総括として開催したシンポジウムをもとに、本プロジェクトの成果を書籍にまとめたい。しかし、学際的な内容であるため類書がなく、売れる見込みがわからないため、出版社からはあまり良い返事をもらえていない。
Case3
様々な研究助成を受けて実地調査を行い、貴重な文化の記録を続けている。その成果を、これまでは研究所名義の冊子にして非売品として発行してきた。在庫がなくなれば当然品切れである。貴重な記録であるので、ながく、様々な人の手に入るような形にしたい。
03
学会・研究会の論集・記念紙として
Case4
5年前に立ち上げた学会が、順調に成長してきたので、この度、年1回の学会誌を発行したいと思っている。出版社に相談すると、市販を考えると売価は高額になってしまうといわれた。学会内で代表者が取りまとめ査読等を行うため、細かな編集作業は必要ない。あくまで論集であるため、たくさん売れるようなものではないが、市井への還元の意味も込め、オープンアクセスの傍ら、一般の人にも手の届く刊行形態にしたいと思っている。
02
研究プロジェクトの成果物として
Case2
5年間の研究プロジェクトの最終年度である。総括として開催したシンポジウムをもとに、本プロジェクトの成果を書籍にまとめたい。しかし、学際的な内容であるため類書がなく、売れる見込みがわからないため、出版社からはあまり良い返事をもらえていない。
Case3
様々な研究助成を受けて実地調査を行い、貴重な文化の記録を続けている。その成果を、これまでは研究所名義の冊子にして非売品として発行してきた。在庫がなくなれば当然品切れである。貴重な記録であるので、ながく、様々な人の手に入るような形にしたい。
04
記念論集(退官・古稀など)として
Case5
長年分野を率いてこられた○○先生が定年退職の運びとなった。先生の退職を記念して、記念論集を編纂したい。関係分野で活躍している関係の先生方はみな乗り気である。しかし、出版社に相談したところ、タイトルや構成の面で、こちらの意図とは異なる形になりそうである。一般のひとがこぞって買うような本ではないが、第一線で活躍する先生方の寄稿する論集であり、学術的にも意義のあるものだと思うので、関係者に配るだけでなく、必要な人の手に確実に入る形にしたい。
サービス詳細
1
出版のプロフェッショナルが
ガイド
POD(プリント・オン・デマンド)サービスとは、購読者が注文をしてから印刷・製本し、出荷するサービスです。購入方法は通常どおり販売サイトで購入できます。在庫を持たない分、品切れ・絶版になることがありません。まさにon demand=需要に応じてという言葉にぴったりのサービスです。当社では、Amazon.co.jp(アマゾンジャパン)のPODを利用いたします。
2
必要部数をカバー付きで製本
できる
通常書籍の「単行本」に対して、POD書籍は「ペーパーバック」として販売されます。ペーパーバックとはカバーがない表紙のみの紙の本です。ただし、POD-ACADEMICでは、お客様のご要望に応じて、カバー付きPODを納品することも可能です。 また、あらかじめ在庫を作っておくことも可能です。したがって、献本や、お客様の手元に置いておくことが可能です。
POD
(プリント・オン・デマンド)
サービスを利用
POD(プリント・オン・デマンド)サービスとは、購読者が注文をしてから印刷・製本し、出荷するサービスです。購入方法は通常どおり販売サイトで購入できます。在庫を持たないかわりに、品切れ・絶版になることがありません。まさにon demand=需要に応じてという言葉にぴったりのサービスです。当社では、Amazon.co.jp(アマゾンジャパン)のPODを利用いたします。
*AmazonPOD(プリント・オン・デマンド)
については、
こちら
でご確認ください。
本サービスの流通のながれ
PODデータ
完成
金風舎
データ入稿
完成
金風舎
POD取次会社
Amazon、
楽天ブックス、
三省堂書店から
発売
購読者がサイト
から購入可能に
毎月の売上報告
金風舎
お客様
*金風舎の独自オンラインシステムからご連絡
売上をお支払い
金風舎
お客様
◎POD:実売額×10%
◎電子書籍:販売収益×15%
3
全国の書店からの注文販売も
可能
POD-ACADEMICの最大の特徴は、書店販売用の書籍も印刷製本して販売することが可能な点です。金風舎では全国の書店からの注文販売に対応しています。
4
充実した編集オプション
POD-ACADEMICでは、書籍のデザイン・制作や流通経路の確保に加え、ご要望に応じた編集・校正の体制も整えております。
当サービスでは付帯の基本校正(無料)に加え、有料のオプションとして以下の3つを用意しております。
お客様のニーズに合わせてお選びいただけます。
POD-ACADEMIC編集メニュー
基本サービス
(無料)
基本校正
金風舎編集によるベーシックな校正
基本的な文法・誤字脱字チェック・わかりにくい文や表現の指摘・記号類の統一
オプションサービス
(有料)
専門校閲
(別途見積もり)
外部専門校閲者による校閲
出典突合せ、素読み校正、事実確認、ルビ等(カスタマイズ可能)
本文編集
金風舎編集による、内容のブラッシュアップのための校正
本文全体の表記統一、本文の構成や見出し・目次への指摘・提案、図版・説明の追加の指摘、疑問出し
執筆支援
金風舎編集が脱稿前から行う執筆サポート
構成や内容に関する相談、脱稿前進行管理
POD-ACADEMICの
メリットとデメリット
POD-ACADEMICで刊行する場合、出版社で通常の書籍として刊行する場合と比較して、以下のメリットがあります。
特に費用面が割安であること、著者の意向が優先されることが強みとなります。
メリット
印刷・製本・倉庫代のコストがかからない分、安く制作できる
販売価格が固定なので、安定的に割安の価格設定ができる。
品切れになることなく販売を続けることができる
著者側のスケジュール・希望に沿った刊行が可能
オフセット(通常の印刷)と比べ、改訂が容易
デメリット
書店での大規模展開は難しい
使用できる用紙や最低価格などがあらかじめ決まっている
たくさんの部数を売ることをねらいとした本には不向き
印刷の問題上、図版をきれいに見せる書籍には不向き
お考えの書籍がこのメリットに合致するものであれば、通常の書籍出版と異なる、自由度の高い出版サービスとして便利にご利用いただけます。
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